この記事は、「デグーを飼いたいけど何を用意したらいいかわからない!」という方へ向けて書かれています。
この記事を読むことで、デグーをはじめてお迎えするまでに何を用意すればいいかがわかります。
実際にかかった費用も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容
・デグーを飼うために必要なもの【6選】
・実際にかかった初期費用
・まとめ
私は現在、クリームカラーのデグー”ホセ”と3年間一緒に暮らしています。
私自身も3年前はデグーを飼うことへの不安もありましたし、そもそも何を準備すればいいのかがわかりませんでした。
3年前の私と同じ状況のあなたも、本記事を読んでいただき、たった6個のものを用意するだけでデグーとの癒しの日々がスタートできます。
そして、思ったよりも簡単に準備することができるので安心していただければと思います。
①ケージ
1つ目は、「ケージ」です。
選ぶポイントは「高さ」があることです。
デグーは好奇心旺盛で、小さい頃はケージ内をよく動き回ります。
退屈しないようなケージを作ってあげましょう。
サイズはさまざまありますが、私は三晃紹介の「イージーホーム40ハイ」を使用しています。
横幅 約435× 奥行 約500× 高さ 約620mm という縦長のサイズ感ですが、最初はこのサイズで十分です。
ちなみに3年経過した今でも問題なく使用できています。
②ケージ内装飾品
2つ目は、「ケージ内装飾品」です。
少し多くなると思いますので、気になるものだけ参考にしていただければと思います。
必要なものはこちらです。
- ステップ
- ステージ
- ハウス
- かじり木
- 爪とぎステップ
- 給水ボトル
- 回し車
大体この7つで完成します。ひとつひとつ解説していきます。
・ステップ
デグーの手足への負担を軽減させるためにつけてあげましょう。
セットで売っているものもあるので、はじめは最低2個つけておくといいと思います。
・ステージ
デグーがゆったりとするための場所です。
サイズは大きめのものを選ぶことで、広々と過すことができると思います。
・ハウス
デグーが隠れるためのスペースです。
飼いはじめのころは隠れるスペースを作ってあげることが重要です。
・かじり木
一生歯が伸び続けるげっ歯類には欠かせないアイテムです。
ストレス軽減のためにもいくつか取り付けるといいです。
・爪とぎステップ
お互いのケガを防止する意味でもつけてあげましょう。
ケージに取り付けるタイプを使用することでステップの1つとして使うことができます。
・給水ボトル
デグーは1日に数えるほどしか水を飲みません。
量もかなり少ないので、小さいタイプを選ぶといいと思います。
・回し車
こちらもデグーのストレス軽減には欠かせないアイテムです。
1日の半分はこの回し車で走っている印象です。
ケージに取り付けるタイプを選ぶとずれなくて安心かと思います。
他にもたくさんのアイテムがありますが、レイアウトやデグーの好みによって検討していきましょう。
③食事
・チモシー
デグーは草食動物であり、主に「牧草」を食べます。
牧草の中でも2種類ありますが、主食となるのが「チモシー」と呼ばれるものです。
アメリカ産やカナダ産、北海道産など多くの種類がありますが、好みは分かれます。
また、一番・二番・三番刈りと収穫時期による違いもあります。
一番刈りは硬いので大人向け、三番刈りは柔らかいので赤ちゃん向けともいわれますが、あまり気にしなくてもいいと思います。
ちなみにホセはカナダ産の二番刈りしか食べないので、ずっとこれ一択です。
食べ比べができるチモシーのセットもありますので、何を買えばいいかわからない方はぜひお試しください。
・ペレット
ペレットとは、一言で言うと「圧縮した牧草」です。
ペレットにはチモシーだけでは摂りきれない栄養分が含まれており、欠かせない食事です。
チモシーと同じく種類が多くあるので、はじめのうちはいろいろなものを試すといいかと思います。
一日の目安量としては体重の5%というのが一般的です。
④砂
デグーにとっての砂は、人間でいうところのお風呂です。
一日に何度も砂浴びをするため、ケージ内に入れっぱなしでも問題ありません。
砂の中でおしっこやうんちをするので、ときどき掃除してあげましょう。(私は揚げ物すくいなどを使っています。)
砂を取り替える目安は月に一回ぐらいでいいかと思います。
・砂浴びボトル
砂と一緒に用意するものが砂浴びボトルです。
ケージに取り付けるタイプもありますので、レイアウトに合うものを選ぶといいかと思います。
⑤床材
これは使う方と使わない方が分かれるかもしれませんが、私は使うことを強くおすすめします。
なぜならデグーの手足がおしっこまみれになり、不潔だからです。
床材を使わない場合はケージに付属する網を取り付けることになるかと思います。
この網に付着したおしっこを、デグーが踏んでしまうことになります。
確かに掃除は楽ですが、手に乗ってきたデグーの足が汚れていたら少しイヤですよね。
そんな私も、はじめはケージに付属している網を使用していました。
網をつけなくなった理由として
- 高さを稼げる → ケージのレイアウトの幅を広げる
- 手足を清潔に保てる → デグーの手足が汚れることを防ぐ
- ケガを防止できる → 飛び降りた衝撃などでケガをすることを防ぐ
主にこの3つがあげられます。
・床材のおすすめはヒノキア
床材にもいくつか種類がありますが、そのなかでもヒノキアを使うといいと思います。
主な効果としてはやはり、消臭です。
そのほかにも、おしっこを吸収してくれることでケージ内を清潔に保つことができます。
種類も豊富にあり、ホームセンターなどでは当たり前に売られているので、いろいろと試してみましょう。
⑥温度計
ほかのペットでも必要なものではありますが、デグーを飼ううえでも温度計があると安心です。
ずばり適切な室温と湿度は、
・23~25度
・湿度50%前後
です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/58/Supplement/58_S1/_article/-char/ja/
野生のデグーはもともと、南米チリの標高1200m~2000mのアンデス山脈で暮らしています。
もともとの生息地の気候に近づけてあげることで、よりよい飼育環境となります。
寒い時期は暖房、暑い時期は冷房を使い、本来の生息地の気温と湿度に合わせてあげましょう。
温度計はデジタルで、温度と湿度が表示されるものであると管理しやすいです。
実際にかかった初期費用
ここで、私がデグーを飼う際にかかった初期費用をご紹介します。
・ケージ
三晃商会「イージーホーム 40ハイ」 ¥8,440
・ケージ内装飾
ステップ2枚セット ¥640 ステージ ¥1,200 ハウス ¥2,000 かじり木(がりがりキャロット)2個セットS ¥860
爪とぎステップ ¥1,100 給水ボトル ¥700 回し車(メタルサイレント25) ¥2,000 すべて三晃商会
・食べ物
チモシー
ネイチャーブリード「7種類お試しセット」 ¥1,000
ペレット
三晃商会「デグープラス600g」 ¥1,100
・砂
三晃商会「チンチラサンド1kg」 ¥900
・温度計
100円ショップ ¥100
・お迎え用キャリー
三晃商会「いっしょにおでかけ ウィズキャリーS」 ¥1,500
・デグー本体
地元の小さなペットショップ 「クリームカラー」 ¥15,000
合計¥36,540でした。
初期費用の半分近くがデグー本体です。
初期費用を抑えたい方は、お近くでデグーが販売されているショップを徹底リサーチすることをオススメします。
一般的なペットショップでは「アグーチ」カラーが最も安く、¥15,000前後で販売されています。
私の場合は、地元の小さなペットショップでお迎えしましたので、クリームカラーで¥15,000でした。
なかなか忙しくて探す暇がないという方もいると思います。
ですが、どうせ飼うなら自分好みの色を、少しでも安く手に入れたいですよね。
お好みのデグーが見つかるまで、徹底リサーチしてみましょう。
まとめ
ここまで、
- デグーを飼うために必要なもの
- 実際にかかった初期費用
について解説してきました。
この記事を読んだだけでは、完全に悩みは解決できなかったかもしれません。
そういった方へ向けてこれから、より詳しく解説した記事も書いていきたいと思っています。
具体的には
- ケージレイアウトについて
- デグーが喜ぶおもちゃ
- 100均で買えるアイテム
といった記事を考えています。
つたない文章ですが、これから頑張って投稿していきます!
そして、このブログを読んでくれた方のお力になれていると嬉しいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
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